Keep On Movin'

ブン殴られても立ち上がるブログ

ラップを知らない人の前でフリースタイルラップをするか問題

どうも、moveです。

 

昨今フリースタイルダンジョンでラップブームがグングン来ていますね。

 

というわけで、今日の呑みの話。

 

 

 

会社の友達と居酒屋で呑んでいた。辞めたバイトの子も入れて。

普通に音楽の話をしてたら急に言われる、魔の言葉。

 

 

 

「そういえば、ラップしてるんでしょ?ここでやってよ」

 

 

 

出た。何なんだろうこの馬鹿さ加減。反吐が出そうになるし、言われて怒り狂うほどムカついた言葉ランキングなら2位である。1位は「最初から好きじゃなかった」である。元カノに言われた別れの言葉だ。

 

 

 

さて、みんなは、やるだろうか?やらないだろうか?

 

 

 

あくまでフリースタイルダンジョンぐらいはちょこっとだけ知ってますよくらいの知り合いの前だとして。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は絶対に「やらない」を選択する。

 

 

 

ラップを出来なくても"知ってる"奴ならいい。要はラップヘッズ。

色んな音源やバトル。そういうものをある程度知ってる奴なら、「ああ、今のやつはこういうやつのサンプリングじゃん」となる。知らなくても引用と分かれば良い、調べたりして段々耳が肥えて良い循環が生まれる。

 

 

 

でも厄介なのが知らない奴ら。

例えばフリースタイルを披露したとして「俺とお前なら何でもありだからさ」と言うとしよう。

観た人なら分かるが「MC漢とKNZZのBeef」のMC漢フリースタイルセッション中の引用だ。

 

でも絶対にヒップホップ知らない人はあんなの観てないし、上手く絡めても「?」ってなるだけだ。

 

音源の一節を引用してもダメだろう、「雨降りの月曜〜」とか「知らざあ言って聞かせやしょう」とか…

一般の感覚の「音源で分かる」のはせいぜい「東京生まれHIPHOP育ち」ぐらいだろう。

 

 

 

そう、つまり沸く所に沸かない→沸く所が限られているという、つまり制御された「縛りフリースタイルラップ」という無意味かつ地獄絵図が勝手に出てくるのだ。

 

 

最近Lick-G君は「観客の耳を音源のレベルまで上げたい」と言ってるが、俺は「一般人の耳をラップヘッズのレベルまで上げたい」のだ。

 

実際そんなラップってまだ認知化されてない。

 

バトルdigっても絶対に音源までdigっている人はかなり少ない。

 

 

 

どうせやるなら沸かせたい。それがラップやってる奴の本望だろう。それが出来なかった、いや理解できなかった場合の後始末はどうするのだ。

ゲロ吐いた奴の後始末をしないで帰るか?しないだろう。まずは聴いてからにしてほしい。

 

 

ラップをある程度深めてから聴くべきだ。大人の礼儀。

「お前らのバンド名前聞いたことないな、どんな感じ?聴かせてみ」

てな感じで上から目線な態度で言ってるようなもんだ。馬鹿じゃないのか。

 

 

 

 

 

 

ちなみに断ったら「空気読めねえ」って言われた。

 

ごめんな、お前が好きなHi-standard(以下:ハイスタ)も全然カッコよさが見出せなくてその話をしてるお前も空気を読めていなかったよ。

 

まぁラップの評価を下げたくないのでゴメンと謝った。しょうがない。

お前が好きなのハイスタだっけ?2度と聴かねえよ。でもラップ聴きたいんでしょ?般若のCD貸すから1週間以内に学んどけクソアマ。

 

 

音楽に文化があるように、ラップにも文化がある。

別にスラム街の頃とか洋楽を、とか言わない。ぶっちゃけ洋楽聴かないし。

日本語ラップをある程度でいい、それを聴かないと分からない話がある。

だから知らない人前でラップしたくない。日本語ラップを馬鹿にされない手段の1つとして。

 

 

 

 

ゴチャゴチャ書いた。すいません。

 

 

 

 

ラップって素晴らしいモノ、それを分かって欲しいから書きました。

今後はバトル出来るぐらいになってから言ってください。

 

 

 

生意気?

 

 

 

 

いや、仕掛けたのはそっちの方、って事でしょ??

 

move

 

ゆうまーるBP Vol.20 総評

10/3(月)ゆうまーるBP Vol.20に参加。

 

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節目なので場所もスタジオを離れ、大粒fightで御馴染みの「池袋knot」にて開催。

 

ゆうまーるBPにて1日で唯一三連覇したT-Swagg君のLiveを終え、1st BATTLEへ。

 

1st BATTLE

 

印象に残るのは、やはりカクニケンスケ氏、MC KUREI君の「当日エントリー」。遅刻したMCがかなり多く(残業だったり色々と忙しいみたいだけど)、枠にハマった2人はガチガチに会場を盛り上げた。

ゆうまーるBPに来たばかりのMCをバッサバッサ薙ぎ倒す様は本当に妖怪。絶対落ち込むよ。優勝するぞー!って意気込んでKUREI君とかと当たるとか前世どんだけひどい事したんだよって思う。

人がカッカしたところを優しく突くKUREI君、バトル巧者。ちなみに何故かお願いされて酒おごりました。かっこいい上にズルい。a.k.a.おねだり巧者。とても良い意味で嫌い。

 

シークレットゲストバトラー枠は悪影くん。試合運びが尋常じゃない。サブ司会で初めて生で見た限りアレは本当に上手い。どこかで化けてきますね。

 

ベストバウトは「Sideburn vs みなみ」

身内同士になると何故かクソみたいに弱いSideburn、クラブで本領を発揮する。対するみなみも「格好良かったら付き合ってあげるよ」と応戦し再延長まで縺れ込むもSideburnに白旗。「男女に線を引く」Sideburnは何か少しだけイケメンでした。嘘です。

 

で、当日エントリーに屈せず自分のスタイルを貫き通し優勝したのがNaughty君。イケメンだし爽やかだけど、バトルでは一切手を抜かず真剣な目つきでアサシンのように仕留める。「必殺仕事人」ですね。なんか困ったバトルがあったらゲスト枠で呼んで盛り上げてくれそう。

ちなみに裏話で、前日に行われた大粒fightに来て、「いやぁ、当日エントリーしようと思ったけど寝坊しましたね」とサラリと言っていたのに、違うMCの子に聞いたら「明日池袋knotでやるから場所を確認しただけらしいですよ」と言っていた。必殺仕事人は身軽なんだと思い知らされた。

 

2nd BATTLE

 

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(↑初Liveをカマしてくれた 鳥人(MCバツマル、HERBE、あひる)の様子。)

 

初の人も多い中Live陣がかまして会場をあっためてくれた後、2nd BATTLEへ。

 

印象はやはり「女性陣の猛追」

 

女性陣がべらぼうに強かった。

笑顔でピースフルな顔で毒舌を吐くみなみちゃんはCAOS君とMC KUREI君のバトル巧者で組んだ「Kure:Os」コンビに圧勝。vs MC KUREI君では放たれた「糠に釘」というワードに「韻に浸りすぎ」とバチッとハマったアンサーを返した時は、HIPHOPの神様が粋な演出をしてくれたとしか考えられなかった。

 

2nd BATTLEから参戦したぴのこさんは次々と相手を撃破。バイセクシャルギリギリのRAPを使い

「風俗で私が出たら可愛い方だろうが!!」

「可愛い!みんな大好き!」

「ファンなんです!ツイッターフォローしてますー!」

とぴのこワールドを創り出し、悪影君らを圧倒。

 

ベストバウトは「Naughty vs ぴのこ」

大体イケメン大好きキャラをぴのこさんは使うけど、多分今までで1番惚れてたんだと思う。「私はほくろフェチだから!可愛い!可愛い!イケメン!大好き!」と先攻からぶちかますぴのこさん。それに対しNaughty君は照れながらも紳士スタイルを披露、ぴのこさんの手を取り「Shall We Dance?」と、役所広司もびっくりな素敵な笑顔で対応し勝利。強すぎ。

 

2nd BATTLEから参戦したgodspeedさんが小気味良いフロウで決勝まで勝ち進むも自分のスタイルを披露し続けたNaughty君が2連覇し、優勝を勝ち取った。

 

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 (Naughty君のTwitterより拝借。写真1番右がNaughty君)

 

総評

 

みんなバトルに特化していてスゴい良かった。下手くそな人は1人もいなかったし、自分のスタイルをみんながちゃんと発揮していた。

ていうか常連のみんなが成長速度が早過ぎてのろまな亀みたいな俺はビビってるんだけど、とりあえず自分を貫く姿勢が大事だと思います。

 

ちなみに書かなくてもいいことかもしれませんがharuru犬さんのオープンマイク事件は、本人がスゴい反省してるけど僕は全然アリだと思います。ピースフルな現場でもいいけどたまには毒も薬になりますから。

 

うーん、書ききれない。

めっちゃくちゃ書くことあるんだけど、、、全然書ききれない。

すいません。

 

最後に。

池袋knotの皆様、BATTLE DJのPianistさん、ゆうまさん、エントリーしたMCの皆さん

本当にありがとうございました。

 

ゆうまさん主催のゆうまーるBPはしばらくは休止。

HERBEやMC バツマルらとスタジオ或いは別の場所にて行いますので、そこにも足を運んで腕を磨いてくれたらと思います。

 

ではまたの機会に。??‍♂️

 

Move

 

MC BATTLE強化‼︎ 9月 / 10月

出るバトルを随時更新する。予定。

 

・9/16(金)

第19回 ゆうまーるBP @ 某スタジオ

ゆうまーるBPも1月からやって19回目。多分15回くらい出てます。この中で自分は大した成果も残してませんが、とりあえず全力を出し切るのみです。

エントリーMCを見ると…常連、多いな。

 

↑終了。何かクソみたいな試合しかしなかったです。多分みんなに嫌われました。すいません。

 

・9/23(金)

BBMB × 戦極 @ 柏PALOOZA

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戦極MC BATTLEとBACHIBACHI MC BATTLEのコラボの大会らしく、優勝者には11/6に行われる戦極MC BATTLE 第15章の本戦出場枠が与えられるらしいです。

ちなみにCLOSEは24時。絶対に帰れねぇ。東京に優しくない。

 

↑終了。1回戦でDAZU-Oさんに負けました。勝ちたかった!で、結局終電無くして一緒に出たMk-2(同じくダテメギリさんに1回戦敗け)と呑むという無様な2人組でオール居酒屋BATTLE談義。。。色々課題も見つかり、千葉も好きになりました。また来ます!

 

・9/25(日)

UMB2016 埼玉予選 @ 川越CLUB G-Style

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2013年から出てるUMB。逗子、横浜、西東京…2016年は埼玉へ!

埼玉は本当に優勝したい場所です。

9/24追記:エントリーしたのに電話が来ず、エントリー枠が(恐らく)埋まってる状態。UMB公式にDMもリプも飛ばして返ってこない。。。出れんの、俺?

9/25追記:出れるっぽい。

↑クソみたいな試合して負けました。死にたくなりました。

 

・10/2(日)

大粒fight Vol.17 @ 池袋Knot

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大粒は3回連続出場になります。2回連続2回戦負けですが、爪痕は残してるので、今回こそ!

↑終了。1回戦負け。変なバトルは仕掛けないコト。 

 

 ・10/7(金)

THE罵倒2016裏予選(下北沢戦)@下北沢 BASEMENT BAR

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バトル開始は18:00〜予定。

罵倒はマジで久しぶりっす。ずっと神奈川のMCに負けていて悔しい思いしました。今こそ怨みを晴らす!

 ↑終了。ベスト8。やっと勝てた。自由にやる事も大事っすね。

 

優勝するまで諦めません。

 

move

 

負け犬は負け犬

暇。

何も思いつかんから、フラフラと書く。

 

そういえば、この前MC BATTLEの大会に出場して。

そん時の事書きますね。

 

 

通常はDJが既存のインスト、バトル用ビートを流すけど、今回は生バンドの演奏がビートになるっていう、結構珍しいバトルだった。

先攻がどういう感じで、と指定すると即興でその指定した感じでやってくれる。バンドもラップも即興。素晴らしいなと感じる。

 

1回戦は初っ端。相手がトイレから出てこず、違う人が相手に。BBさん。30はおろか40近い位の厳つい人。ラップ酒場で見た事あったけど、初対戦だった。

ジャンケン負け先攻。「ノリノリなやつ」の指定ビート。早めのビートで、少し押し切って勝利。

 

2回戦。すぐ来た。10人位しか出てなかったと思う。

相手はドレッドヘアーの若い子。確かフランク、って名前だったと記憶してる。18〜20くらい。クールかつタイトにラップしてる感じは前にやった試合で見受けた。

ジャンケン勝ち後攻。BPM90くらいのやつだったけな。ちょっとヤバイかなーと思ったけどバイブスで押し切り何とか勝利。冷や冷やしながら決勝へ。

 

そんで決勝。前にラップ酒場で決勝行った時は足がブルブル震えてたけど、今回は何も無かった。平常心。いいぞ。いい感じだ。

相手は前回チャンピオン。silver doggさん。22〜28くらい。バチっと決まった髪型。初戦から何かヒラヒラした感じのラップだったなって感じ。

ジャンケン負け後攻。ビートどんな感じだっけ、忘れた。今までは8小節×2本が、決勝は3本。

勝って先攻だから、なんか言いたい事あんのかなと思ったら全然無かった。

だからバイブスでワッと行った。でも「バイブスがナンボのもんじゃい!」ってアンサーな感じ。うーん、それバイブスやーんって思った。

後攻3本目で相手がラップ中に顔芸でおちょくり出した。

「何だ猿みたいな顔しやがって、お前は日光江戸村がお似合いだ」

みたいな事を言った。マイクを落としたからそこを指摘したりして。

判定は割れた。司会のTKda黒ぶちさんは時計を見て苦笑い。クローズ時間が過ぎてるのだろう。

 

延長。先攻後攻入れ替わり8小節×2本。指定は「ファンキーな感じ」。

試合が始まる前に相手の怖そうな兄さんが「ど突いちゃっていいよ!」と一喝してきた。昔のヒップホップ現場によくあった光景だ。

某MC BATTLE大会にて某MCが負けた時、その取り巻きが「あいつぶっ殺しちまおうぜ」なんて言葉が出ていた。

 

まさか俺にまで来るとは…

 

「ど突いてくれ、ど突いてくれ、俺が気に入らなきゃど突いてくれ。でもな、もし俺がヤバかったら手を挙げてくれ」

と最初かました気がする。その後もバイブスでいった。バチっとアンサー返されて負けた。

 

結果は準優勝。

 

「RAP酒場」っていう、初心者大歓迎のバトル練習大会みたいなのでは準優勝はした事あったけど、一応大会の最高成績。

 

降りて、負けたかーってなった時、女の子から冷たい目を浴びせられました。

やっぱり優勝しなければ負け犬は負け犬なんですね。いつか俺のファンにさせます。

 

終わった後、バトル練習会に来て下さってお話しさせてもらっていて、会場に遊びに来ていたはなびさんと会話。

「どうだ、ぶちかましたか?」

「いや…決勝で延長で負けました」

「…そうか。でも、俺よりバイブスがある奴じゃなかったろ」

「…まぁ、そ、そうですね。」

ニカッと笑って下さり握手して下さりました。ありがとうございました。

 

ちょっとずつ、バトルで余裕が出てきた気がする。今まではいっぱいいっぱいだったから、これも顔を出してるバトル練習会のおかげかな、という実感があった。

 

同じ大会に出てたAGOBOYくんもかましてたんだけど。。。うーん。。。難しいっすバトルは。

 

 

 

 

 

さて。

仕事明けたら、秘密の12時間特訓。

次の日は月1開催「RAP酒場」。

RAP酒場は、これから仕事勤務日程が変更になる為、俺は今年で最後。

バッチリ優勝、もらってきます。

 

MC MOVE

バトル戦績

※ 随時更新‼︎ ※

 

2015年

11.3 UMB2015 西東京予選 BEST16

 

2016年

3.25 Rap or Die Vol.1 BEST4

4.20 Vol.7 RAP酒場 最終トーナメント 準優勝

6.05 大粒fight Vol.15 BEST16

8.07 大粒fight Vol.16 BEST16

8.11 夕焼けMC BATTLE@大脱走 準優勝 

 

to be continued...

2016年 上半期に出た、興味がない人に薦めたい9つのMV

今年も上半期が終わった。

ていうわけで、上半期MV(1/1〜6/30)の良作を振り返り。

 

MVは、本当に音楽が興味のない人も見てほしい。その曲の世界観が映像でバチッと決まってしまうために、いろいろと試行錯誤して練って練って、完成させるのだ。

メジャーなら色々金を積んで完成させる(もちろんそうじゃない人もいるんだろうけど)が、インディーズやメジャー出たては色んな事をして映像を作る。ダサいのもあれば、いいのもある。しかしみんな本気なのだ。その本気が詰まっていて、自分の心に刺さったMVを紹介したい。

 

 

group_inouCATCH

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group_inou / CATCH - YouTube

 

・曲とアニメーションMVのベストマッチ

group_inouのMVに欠かせないAC部というアニメーション・ユニットを起用し、そのAC部の独特な画風×group_inouの独特な雰囲気の曲の化学反応が毎度の如くリスナーの鼓膜に中毒性を産んでいる。このMVは集大成になるかというくらい、いままで排してた色使いをことごとく排除しながらもその画風は健在。未見の方はこのワールドにハマってほしい。


南風とクジラショート・ショート・ストロベリー

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南風とクジラ 「ショート・ショート・ストロベリー」MV - YouTube

 

・物語MVにレトロ風味 × クズ男という斬新さ

大体、インディーズバンドは初めて出すMVで雰囲気や立ち振る舞いが決まる部分がある。これは物語MVで、かなり博打な勝負に出たなという印象だが、今までのインディーズバンドの物語MVとは違い、バンドの色が抜きん出ている。ギターボーカルのみとうポイズンのクズ男加減の演技が好演。ただ、最後の訳がわからない三文芝居CDPRはマジでいらない。


uchuu,SI(G)N SEKAI

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uchuu, "SI(G)N SEKAI" (Official Music Video) - YouTube

 

・第2のHaKUとなるか?宇宙観を想起させる正統派MV

MVで宇宙観(ふわっとする浮遊感を想起するイメージ)を出すバンドはたまにいる。その中でMVで気持ち良く浮遊感のある表現が出来たバンドだったのはやはり名残惜しくも8/18に解散するHaKU。ハスキーなボーカルと宇宙観は当時の音楽シーンに爪痕を遺した。その後釜、つまり第2のHaKUとして、今の音楽シーンに無くてはならない存在になってほしいところ。バンドの演奏シーンが中心の正統派MVは、こちらを気持ち良い気分にさせてくれる。この路線が続ければいずれはもっと化けるだろう。


銀杏BOYZ生きたい

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銀杏BOYZ - 生きたい (MV) - YouTube

 

・360度回るMVで魅せる、峯田和伸の本気の情熱

かつて4人体制で生々しい青春をロックで赤裸々に奏でた銀杏BOYZも、今や峯田和伸1人。俳優業もこなし、音楽も?と、まるで星野源みたいなスタイルに疑念を抱いた人も少なくはないだろう。しかし、これを観ればそう言う人はいなくなると思う。カメラがひたすら360度周り、歌う等身大の峯田和伸を見せる。不恰好かもしれないが、本気がビシビシ伝わってきて、最高の峯田和伸がここに見れる。銀杏BOYZは、未だ終わらない。そう思わせてくれる、魂の十数分の映像。


underslowjamsPrime Shock

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underslowjams / Prime Shock - YouTube

 

・お洒落+女+HIPHOP=MUSIC is 最高!

最近はシャレオツなHIPHOPが流行りを見せている。例を挙げればSuchmosなんかがスゴイお洒落だ。ただ、underslowjamsはMVにほぼ顔出ししない。ひたすら妖艶に躍るセクシーな女の子や、お洒落な映像が画面いっぱいに溢れる。彼女と家でデートしてこの音楽をYouTubeで流そうもんならもうこの人についていく!ってなるだろう。ならない女は女じゃない新撰組斉藤一の言葉を借りればただの糞袋だ。気持ち良い音楽が身体を包み込み、視覚でもしっかり忘れないお洒落な映像は、音楽って最高だなという再認識が頭に浮かんでは離れない傑作。


あらかじめ決められた恋人たちへgone feat.曽我部恵一

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あらかじめ決められた恋人たちへ「gone feat.曽我部恵一」MV - YouTube

 

・若者感情移入禁止!全ての楽しい事を忘れた年配者に捧ぐ、上質なMV

「年取ったって、楽しい事したいじゃん!」って、素晴らしい事である。邦楽インストゥルメンタルバンドの最高峰とも言えるあらかじめ決められた恋人たちへのメロディに曽我部恵一の甘い声が乗り、このMVは気持ち良いものになっている。年配者にスポットライトが当たるMVって、なかなか無いから良い。


スカートCALL

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スカート / CALL 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 - YouTube

 

・構図の妙。映画?いやこれはMVだ。

カットがいちいち小気味良い。照明や撮影がキチンとなされてるMVは、もはやMVじゃなくて既存映画のMADなんじゃねーのかみたいな雰囲気を生み出す。足のドリーショットだとか海岸沿いの自動販売機だとか、おい、そんな綺麗に女子高生を映すんじゃないよ!と嘆いてしまう。完成度、という点ではピカイチ。青春時代を懐かしみながら見たい。

 

The fin.Through The Deep

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The fin. - Through The Deep - YouTube

 

・異空間、異世界、異次元音楽

何なんだよこの出で立ち!どっかのヘンテコファッションショーみたいな、ホームレスよろしくな服を着た美女がクソジジイと戯れてるだけ。でも、何なんだろう、音楽と世界観がグルグル回り、自分もその場にいる感じが生まれる。だから、ラストシーンに「クソジジイてめぇー!!」ってなる。歌ってる奴らもお前ら危ないぞ!ってとこでカッコ良い。異世界は何だってありなのだ。

 

歌うアホウドリ灯台

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歌うアホウドリ - 灯台 - YouTube

 

・閲覧注意!殴る蹴るのバイオレンスラブストーリー

今日1番の「誰やねんお前ら」が心の声として聞こえました。さて。こういうヒシヒシくる物語MVは本気で良い。イースタンユースのような魂こもった曲途中の転調から暴力開始。転調が急すぎるから身構えながら観た方が良いかもしれない。矢口真里の元旦那もこのくらいすれば良かったのにね。最後の方のシーン、暴力と愛、これは本当に考えさせられる。監督にお会いしたくなった。

 

 

 

 

以上9つ。

幅広く調べていくと結構面白いMVは沢山あります。

是非楽しみながら探して下さい。

 

 

 

 

 

ちなみに。

岡崎体育「MUSIC VIDEO」は除外しました。体としてはMVへのとめどない嫌がらせだからです。

 

 

 

 

 

 

それでは。

自分がラップをしてる理由

深夜ダラダラとテレビを観てた。

テレビ番組で「追悼・永六輔」という名目で流してたのをチラと見た。

 

永六輔さんの著書で、「死亡診断書を書いて死んだのではなく、死者を思う心で生き続けてる、その死者を思わなくなった時、その人は死ぬのだ」みたいな文が出た時、俺の友人がふと蘇った。

 

 

 

 

そいつの名前は佐々木。サッキーって、俺は呼んでた。

 

まだmixi全盛期の時に大学のコミュニティみたいなものがあって、新設大学で第1期だった俺は、コミュ障だし入ろうと思って入った。

その時のリーダー的存在だったのが、サッキーだった。

 

サッキーは優しかった。いつも、俺を優しく見守ってくれて、手助けしてくれていた。気が効く奴だが将来への展望もきちんと視野に入れていて、大学2年か3年の時にフォトスタジオを立ち上げていた。

 

ちょうど俺がラップを始めた時と、同時期だった。

 

サッキーはいつも言っていた。

「やってんでしょ、ラップ。聞きたいな」

 

聞かせたかったけど、その時も今も、とても見せられるようなラップじゃなかった。冷やかしと捉えられてもおかしくなかったし、なら、もっとスキルを磨いて披露したかった。

 

2年辺りからコースも分かれ、会う機会が減った中で、サッキーはフォトスタジオの経営なり何なりで更に会う機会も少なくなっていった。

たまにすれ違うと、久しぶりだなぁ、何してんだよ、元気?なんて、小学校とかの同窓会みたいな話とかしかしなかった。

 

サッキーに誘われて団体のニコニコ生放送のお手伝いをした。サッキーは現場を上手く回し、手際よく、そして笑顔が絶えなかった。その時に一緒に手伝いに来てた人も、サッキーといると楽しそうだった。

 

「こいつは将来、いい酒が酌み交わせそうだな」

自然にそう思った。思ってた。

 

 

しばらく会わない日々が続いた。

学校から帰ってきたら、大学から一通のメールが来た。

 

 

「佐々木さんが亡くなりました」

 

 

嘘だろ、って思った。振り返ってないから分からないけど、確か撮影の手伝いして2〜3ヶ月前後だった。悪いイタズラだって信じたかった。

 

 

すぐ仲良かった友達に連絡した。

 

「サッキー、轢き逃げに遭ったらしい。進行方向にいた車を退けようとして行ったらそのまま…」

 

 

 

葬式に行った。

お焼香を済ませ外へ出たら葬式会社の人から、「故人の顔を拝みたい方はお並びください」と言われた。

撮影の手伝いに来てた人が来てた。

友人らしき人に「佐々木の事だからあいつが悪い事したんじゃねーの」と悪態をついていた。殴りたくなったが、現場を見てない人間にそんな事をする資格もないし、あのサッキーが浮かばれないだろうと止めた。

 

 

もうすぐ自分の番になる前に、サッキーの顔を先に拝んだ撮影の手伝いの人が戻って行っていた。俯き、次第に膝から崩れ落ち、エンエン泣いていた。

強がってたんだな、サッキーの前で…って思った。

 

顔を拝んだ。

誰だか分からなかった。正直、違う人を拝んだ気分になるくらい、サッキーだとは思えなかった。

 

涙を流せなかった。

その後家に帰宅して、風呂場で少し泣いた。本当にサッキーは死んだんだって。

何でラップを見せなかったんだろう。ラップ聞いてスゲーって高笑いして欲しかった。本当にゴメン、サッキー。

 

 

 

 

 

それから何年か経って。

未だに下手ながらラップを続けてる。

あの時多分サッキーが「ラップ見せてよ」って言わなかったら、俺も続けていないと思う。

大学の俺のラップを見たがってたのは、2人くらいしかいなかったし、サッキーは唯一の男だったから、自分は男として認めてもらいたかったんだと思う。

 

 

 

ラップをやってる、とfacebookとかで言うと、会った時に「ラップ聞かせてよ」「ヘイ、ヨー(笑)」みたいなのがチラホラ出てくる。

 

俺は絶対にやらないことにしてる。

 

馬鹿にされたからじゃなく、サッキーに見せていないからだ。

サッキーに見せないで自分のラップを他の人に見せるのは絶対に嫌だと思ったからだ。

 

いつかサッキーの実家に行き、線香を入れたいが、場所も全然知らない。

だから、見えないサッキーの姿を、ちょっと空に向けて拝んでみようと思う。

 

サッキー、空の上から見ていてくれ。大会で優勝して、酒で乾杯しような。

 

 

 

 

永六輔さんの姿をサッキーに重ね合わせたところで番組が変わりアイドルグループの番組になったのでテレビを消した。

サッキーはいま天国で何をしてるんだろう。

 

ラップ、続けます。何があろうとも。サッキーとの誓いだから。